お待たせして申し訳ありません。
お一人ずつ話を聞いて診療しております。複数の症状で相談される方も多く時間がかかることがあります。また、検査や処置が必要な場合もございます。
当院ではクリニックでの待ち時間が少なくなるように、オンライン順番受付サービスを導入しております。ぜひ受付時間内にご自宅や外出先から順番をお取りになってから来院していただけるよう、お願い申し上げます。
採血ではView39がそれに相当します。採血が苦手な大人の方や、小さいお子さま(2歳~)にはドロップスクリーン検査を実施しております。
詳しくは一般皮膚科のページをご覧ください。
6ヶ月以上2歳未満のお子さまにはプリックテストを行なっています。
抗原は8種類(卵白、大豆、ダニ、小麦、牛乳、イースト、米、対照液)を用意しています。方法は前腕皮膚に抗原液を一滴ずつ置き、プリック針で小さく刺して15分待って判定します。
子供の腕は面積が狭く、多種類のテストは出来ませんが、一般的にはこれ位で十分だと思います。これらの検査で花粉や食物等による即時型アレルギーの有無をある程度知る事が出来ます。
接触皮膚炎(カブレ)や金属アレルギーを疑った場合にはパッチテストを行います。検査はいくつかの疑わしき抗原をテスト用絆創膏に載せ、背中あるいは上腕に貼付けます。判定は2日後、3日後、必要に応じて7日後まで判定を行います。カブレや金属アレルギー等の遅延型アレルギーの原因検索に用います。
テレビをはじめとするマスコミを通じて最近は広く知られるようになりましたが、やはり今のところ内服治療がベストでしょう。
しかし、併用薬との兼合いがあり何らかの病気を持っている患者さんには特に慎重に対応する必要があります。水虫治療薬の内服開始に当たり、開始前と開始1~3ヶ月後には一般的な採血検査を行い、薬の安全性を確かめながら治療を進めて行きます。
1~2ヶ月以内であれば他院での検査成績も参考になりますので、手元にお持ちの場合にはご持参下さい。
内服薬は現在2種類ありますが、それぞれに特色がありますので診察時によく説明を受けてから選択されるのが良いでしょう。
「水イボは摂るなら、なるべく少ない内に」が最も良いでしょう。
水イボ(伝染性軟属腫)はウイルス性イボの一種で、プールを介してよく伝染します。数個で様子見で放置していると、2週間・1月と経つ内に10個~20個と増えてきます。
また、イボの数が増えるとともに痒みを伴う湿疹反応が起き、それを掻く事によってさらに湿疹の悪化とイボの増加を招きます。蒸し暑い時期になるとさらにトビヒ(伝染性膿痂疹)へと発展することもしばしばです。
皮膚科専門医である以上、ありとあらゆる軟膏療法を用いて治療に臨んでいます。
勿論ステロイド外用剤も使いますが、どうしてもステロイド剤を使いたくない方には他の方法があります。診察の上、よく相談しながら治療方針を決めるようにしましょう。
最近ではアトピー性皮膚炎の治療は飛躍的にすすんでいます。外用治療ではステロイド軟膏以外に、タクロリムス軟膏、デルゴシチニブ軟膏、ジファミラスト軟膏などがあります。全身治療として生物学的製剤(注射)や、JAK阻害薬などの治療選択肢も増えており、当院でも取り扱っております。まずは医師にご相談ください。
液体窒素治療が一般的ですが、小さいお子さまでも飲める漢方薬の併用や、スピール膏処置をしていただくなど、色々な治療を組み合わせていきます。3週間~1ヶ月に1回の 通院が必要です。治るまでの期間には個人差がありますが、根気よく治療していくと効果がでてきます。